過払い金請求のメリットとデメリット


現在、テレビやラジオ等のCMで目にする事が多い「過払い金請求」ですが、お金が戻ってくる事と、その期限が迫っている等が強調されたCMが大変目に付きます。確かに過払い金請求がうまく成立すれば、お金も戻ってきますし借金の減額も可能になると考えます。しかし、一方では様々なリスクもある事を理解した上で、相談を始める慎重さも大切です。どの様なリスクが考えられるかをまとめて見ると次の様になります。

1つ目は手数料の高さです。一般的には過払金として戻った金額に対し何%と言う様な契約がされますが、後から追加費用請求を受けるケースも多く、契約の際には費用に関してはきちんと書面の確認を行う事が大切です。

次に対応の遅さが上げられます。契約後半年以上も音沙汰が無いケースや、実際の返金迄の時間がとても長いケースも有ります。又、過払い金請求を相談される方の多くは、家族や周囲の人には内緒でお金を借りていた方も多く、過払い金請求を起こす事で相談した事務所からの手紙や書類が自宅に届いてしまったり、情報が外に漏れてしまう事もリスクとしては考えておく必要が有ります。

これらのリスクをきちんと把握した上で相談を進められれば、実際に返金を受ける事もできると考えます。ちなみに10年で過払い金請求は時効になると良く言われておりますが、これは「完済」してから10年とい言う事になりますのでお間違えの無い様にしてください。

過払い金請求は法律事務所選びが重要

過払い金請求はお金が戻ってくるというイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか。過払い金請求にはリスクがあることを理解しておかないと後で後悔してしまうことがあります。

過払い金請求はお金が戻ってくると言われていますが、実際返ってくる金額は多くても5割ほどです。面談では調子のいいことを言ってきますが回収率は低く、回収できたとしても5割、過払い金の半分程度です。そこから手数料を支払わないといけないのですが、この手数料も高めに設定されているところもあります。法律事務所で手数料が違いますので、手数料が安い事務所は良心的ですので、何社か調べてから申し込む方が良いでしょう。

ちなみに、ここ数年で過払い金請求のCMが増えました。借金を今までしたことない人からすればまったく関係のない話だと思いでしょうが、そうでもありません。過払い金請求のCMを何度か観たら弁護士事務所の名前やフレーズを覚えてしまってないでしょうか。それが弁護士事務所の狙いなのです。弁護士事務所からすれば名前を覚えてるだけで、なにかお金や法律が関わることにトラブルが起きた時に名前を知っている安心感で相談しやすくなります。それが狙いです。

司法書士?弁護士?どちらが良い?

近年、「過払い金請求」という言葉が、CMなどによってよく聞かれるようになりました。過払い金請求とは、貸金業者に対し、利息制限法で決められた利率を超えた利息を払っていた場合に、それを取り戻すことです。グレーゾーン金利と呼ばれる金利です。2010年に法改正がありましたので、それ以降は、消費者金融でその金利を使われることはありませんが、それ以前は消費者金融もクレジットカード会社もグレーゾーン金利を利用していました。

過払い金が発生している可能性があるのが、このグレーゾーン金利が存在していた時期に借り入れをした人です。また、過払い金請求には10年の時効があります。両方の条件を満たしている人は、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。相談先としては、弁護士と司法書士があります。

司法書士には、140万円という取り扱い可能な金額の上限がありますので、高額であることが予想される場合は弁護士がよいでしょう。過払い金が発生しているかどうかの診断は、無料で行う弁護士事務所も多いですので、少しでも該当するのではと思っている方は相談されることをお勧めします。すでに返済が完了している場合であっても、過払い金請求は可能ですので、諦める必要はありません。